同人誌制作マニュアル01(本文編)
表紙のトンボとは少し形が異なりますが、根本は同じです!
本文トンボの使い方をマスターしたら原稿作成は完璧!?
トンボの指示を理解して、仕上がり位置を把握しましょう!
表紙のトンボとは少し異なり、単ページごとになりますので注意してください!
ポイント1,2を意識して...
トンボを実際に使ってみよう
実際のトンボにわかりやすいように色付けをしています
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- 赤い線が仕上がり線(断裁位置)、水色の塗りつぶし部分が塗り足し部分です。
- 点線部分の内枠の範囲にセリフや絵など描くと、製本した時に読みやすい位置に印刷されます。
- 重要な絵や文字は少なくとも仕上り線から3~5㎜以内(青色の点線内)、更にこの内枠の中に入っていると安心です。
- 以上のことを意識して原稿を作成、位置を調整しましょう!
そしてポイントをもう一つ...!
乱丁・落丁を防ぐために仕上がり範囲内(赤線内)に
ノンブル(ページ番号)を入れてください。
ノンブルの位置は仕上がり範囲(赤線)内であれば自由です
こちらではスタンダードな4つのノンブル位置を紹介します。
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- 外ノンブル...小口側(ページがめくれる方)
- 内ノンブル...ノド側(本が綴じられる方)
- 中央ノンブル...ページの中心
- 隠しノンブル...ノド側の仕上がり線よりギリギリ内側
※上部の図は右綴じの奇数ページ場合の内ノンブル、外ノンブルです。
偶数ページは左右逆になりますのでご注意ください。
また、左綴じの場合は右綴じと左右逆になります。
■隠しノンブルって?
無線綴じの本でノド側の仕上り位置ギリギリにノンブルを入れると、製本した際にノンブルが目立たなくなります。このノンブルのことを「隠しノンブル」といいます。
無線綴じでノンブルを見せたくない場合は隠しノンブルを入れてみてください。
10P目以降は縦組みにして入れるともっと目立たなくなっておすすめです。